伊勢崎市・前橋市・高崎市の不動産売却、仲介のご相談をお受けしております。

【伊勢崎市 土地買取】土地が売れにくい理由

土地がなかなか売れないときに考えられる原因や理由には、以下のようなものがあります。

土地が売れにくい理由

土地が広すぎる場合、売却価格が高額になり、購入希望者が限られてしまうことがあります。一般住宅用として建てやすい敷地形状や50坪～100坪程度の価格帯であれば、比較的購入者が見つかりやすいとされています。

個人の方に宅地用として売却する場合、大きすぎる土地は予算の都合で購入を見送られることが多く、売却に時間がかかることもあります。改善策として、土地の間口などを考慮しながら分筆して販売する方法もあります。ただし、販売条件によっては売主自身に宅地建物取引業の資格が必要となる場合があり、確定測量費用や分筆費用がかかる点に注意が必要です。

また、土地の広さによっては「開発行為」に該当することもあり、市町村との事前協議や開発許可申請が必要になる場合があります（その際は申請費用がかかります）。

立地に関する要因

周辺にゴミ処理施設や工場がある場合、居住用として検討されにくい傾向があります。また、駅から遠い立地やインフラが未整備の場合は、設備費用も考慮した価格設定の工夫が必要です。

状態による影響

土地の管理が十分でない場合、雑草や雑木が生い茂り、隣地との境界線が見えにくくなることがあります。その結果、土地全体の大きさを把握しづらくなるケースもあります。

境界が未確定

境界が確定していない土地は、隣地所有者との関係で不安を持たれることがあり、売却が進みにくくなる場合があります。

価格が高い

土地の価格は、市場相場に合った価格で販売することが大切です。人気のエリアにある土地は、公示価格よりも高く取引されるケースもあります。適切な価格を設定するためには、周辺の土地の取引事例や公示地価を確認してみましょう。また、売却実績がある不動産会社や、その地域に詳しい会社を選ぶと安心です。

【伊勢崎市】土地買取を検討しやすいケース

土地は仲介だけでなく、買取で売却する方法もあります。土地買取を検討しやすいケースは以下のとおりです。

できるだけ早く売りたい場合

転勤の時期が決まっている場合や、相続した空き家を譲渡して3,000万円特別控除を利用したい場合は、期限内に売却する必要があります。このように期日が決まっている場合には、買取という方法が選択肢の一つになります。

土地の条件が難しい場合

大型の土地や変形地で区画割りが必要な土地などは、仲介では買い手が見つかりにくいケースもあります。仲介では売却時期の確約ができないため、固定資産税や管理の負担を避けたい場合には、買取を検討することも有効です。

古家や残置物がある場合

家電・家具などの撤去費用は、仲介では売主負担となることが一般的です。一方、買取では現況のまま引き取られるケースもあり、費用や手間を抑えられる可能性があります。

【伊勢崎市の土地買取】高価買取のコツ

土地買取は、仲介で売却する場合よりも安くなるケースが多いです。査定を依頼する前に、高価買取のコツを押さえておきましょう。

相場を事前にチェックする

土地買取の相場は、仲介の80％ほどです。仲介の相場を知っておくことで、買取の場合の相場も把握できるでしょう。査定を依頼する前に、しっかりチェックしておきましょう。

相場価格を知っておくと、不動産会社への交渉材料にもなります。土地の売買事例がわかる「土地総合情報システム」や取引事例のデータベースである「レインズマーケットインフォメーションシステム」の利用がおすすめです。

査定は複数の不動産会社に依頼する

査定を1社にしか依頼していないと、その金額が適正価格なのかどうかわかりません。比較対象がないと価格を上げる交渉がしづらくなります。

複数社に査定を依頼しておけば、違う不動産会社が高い金額を提示してくれたと話すことで価格を上乗せできる可能性が高まります。少なくても3社、できれば5社程度に依頼しておくのが理想です。

買取保証の利用もおすすめ

買取には、即時買取と買取保証の2つがあります。土地の売却を相談し、合意したらすぐに現金買取となる方法が即時買取です。一方、まずは仲介での売却を依頼し、買主が現れない場合に当初約束していた金額で買取を行う方法を買取保証といいます。

仲介で売却するチャンスが生まれ、なおかつ最終的には買取が可能という安心感があるため、買取保証の利用も検討してみるとよいでしょう。

【伊勢崎市】土地買取の注意点

買取による土地売却をする際に、いくつか注意しておきたいポイントがありますのでご紹介していきます。

買取ができるとは限らない

次のような土地は買取が難しく、対応できる業者が見つからない場合もあります。

• 三角地や不整形地であり、活用が難しい
• インフラの整備がされていない
• 道路に面していない
• 建物が建てられない（用途が限定されている）
• 事件や事故が起きた現場で心理的瑕疵が大きい

これらの要因がある土地は、買取業者から買取を断られてしまうケースがあります。

土地買取詐欺に気を付ける

土地買取を依頼する際は、詐欺に遭わないように最大限の注意をはらいましょう。詐欺でよくあるケースには、以下のようなことがあります。

• 着手金を要求される

  通常の土地買取では、着手金を要求しません。不動産会社は宅地建物取引業法により、得られる報酬の内容・金額が定められています。

  「受け取れる報酬」

  • 仲介手数料
  • 依頼者が依頼した広告料金
  • 依頼者が特別に依頼した現地調査や出張費用

  「受け取れない報酬」

  • 依頼者が依頼していない広告費用や文書費用
  • 指定流通機構への情報登録料と重要事項説明料
  • 実際の売却額との差額（売主があらかじめ受取額を定めた場合）
  • 相手が好意で支払う謝金

  着手金は受け取れない報酬に該当しており、着手金を要求する不動産会社は宅地建物取引業法に違反していることになりますので、注意が必要です。

• 入金されない

  買取は、不動産会社と1対1で取引を行います。通常、不動産を売買する際は、売買代金と引き換えに「権利証または登記識別情報通知書」を売主から買主に渡さなければいけません。入金を確認した後に渡すのがルールです。

  しかし不動産会社に騙されて入金より先に書類を渡してしまうと、後日入金すると告げられたまま入金がないという詐欺が発生する可能性があります。
  書類を渡してしまうと、勝手に所有権が移転されてしまい、お金がもらえないまま土地だけ手放すことになるのです。権利証や登記識別情報通知書は、入金前に渡さないようにしましょう。

税金の確定申告を忘れずに行う

土地を売却して譲渡所得が出ると税金が発生し、給与や事業の所得とは別に税金の確定申告をする必要があります。また損失が出た場合は、控除の特例が活用可能です。どちらにしても、土地を売却したら税金の確定申告の手続きを忘れずに行いましょう。