伊勢崎市・前橋市・高崎市の不動産売却、仲介のご相談をお受けしております。

【伊勢崎市】土地売却にかかる費用

土地売却にかかる主な費用は、以下のとおりです。

仲介手数料

仲介手数料とは、売主と買主をマッチングさせて成約に至るまでサポートしたことへの成果報酬として、業者に支払うものです。土地の引き渡しをする際、仲介で売却する場合は、不動産会社に対して仲介手数料を支払わなくてはいけません。

仲介手数料は、上限が法律で定められています。売却金額が高い土地ほど、仲介手数料も高くなる仕組みです。
一方、仲介ではなく買取で売却をする場合、売主様から直接買主様に売却します、仲介業者が入りませんので仲介手数料は発生しません。

抵当権抹消費

土地を担保にした状態でローンが残っている場合、金融機関が設定した抵当権を抹消する必要があります。抵当権が設定されていると引き渡しができないため、必ず抹消を行わなくてはなりません。抵当権の抹消費用が掛かります。

測量費

売却の際は、隣接している土地との境界確定をすることが必要な場合もあります。隣地の所有者に境界の位置を確認してもらい、問題がなければ署名・捺印をもらって境界確定は終了です。境界確定は売渡し費用になります、測量士・家屋調査士に確定測量費用として売主様が負担することになります。

解体費

土地の売却条件を「更地」としている場合は、既存の建物を解体しなければなりません。解体は専門業者に見積もりをとり、依頼しましょう。

解体にかかるお金は、構造や面積・築年数・道路との高低差などで異なります。状況によっては高額になるので、あらかじめ解体費として予算を確保しておきましょう。

【伊勢崎市】土地売却にかかる税金

土地売却でかかる税金は、以下が挙げられます。

• 印紙税

  印紙税は、印紙税法で定められた契約書・領収書などに課税されます。不動産の売買の場合、売買契約書が課税文書として扱われることになります。印紙税額は、契約書に記載されている売買金額で異なるため、あらかじめ費用を計算した上で印紙を購入・貼り付けましょう。

• 住民税

  土地売却で得た利益がある場合にかかります。

• 所得税

  住民税と同様に、土地売却で得た利益がある場合にかかります。

• 復興特別所得税

  令和19年まで、所得税に上乗せされます。

ここで知っておかなくてはいけないのが、売却益が出た場合にかかる所得税・住民税・復興特別所得税についてです。

売却益には税がかかる

土地を売ったときに、その土地を購入したときよりも高く売れて売却益が出た場合、その売却益には所得税と住民税が課税されます。資産を売却して得た売却益は譲渡所得となり、給与など他の所得と合算することはできません。
譲渡所得の計算式は以下のとおりです。

収入金額－取得費－譲渡費用＝譲渡所得

売れた金額から土地を購入したときの代金や費用、そして売却をするためにかかった費用を差し引くと、譲渡所得が算出されます。

所有期間によって課税の割合は異なる

譲渡所得への課税は、土地を所有していた期間で異なります。所有期間が5年以下なら短期譲渡所得、5年以上なら長期譲渡所得となり、短期譲渡所得だと税金の負担が重くなるのです。
5年以上であれば20.315％ですが、5年以下だと39.63％と負担の割合には大きな差があります。所有期間は売却した年の1月1日時点を基準として判定されるため、注意してください。

【伊勢崎市】土地売却の事前準備

土地をよりよい条件で売るために、以下のような準備をしておきましょう。

土地の相場を把握する

土地売却の前に、まずは客観的に土地の価値がどれくらいなのか調べましょう。土地売却は、その土地に見合った価格戦略が必要です。土地の適正価格がわかっていれば、価格設定を誤ったり値下げ交渉に慌てたりする心配はありません。

必要な書類を揃える

売却をスムーズに進めるために、必要な書類は事前に用意しておきましょう。特に売主が土地の持ち主であることを示す登記権利書や登記識別情報は売却時に必須です。権利が複雑だったり境界がはっきりしなかったりすると、対応に時間がかかります。余裕を持って取りかかりましょう。

土地の名義を確認する

土地の名義が誰になっているかは、とても大事なポイントです。相続した土地の場合、手続きが上手くできておらず、まだ名義変更が済んでいなかったという可能性もあります。土地の名義を確認し、まだ名義変更ができていなかった場合は早めに名義変更をしておきましょう。

土地をキレイにする

空き地となっていた土地は、長い間放置していると雑草が生えたり、ゴミが捨てられていたりして、見た目の印象が悪くなります。購入を検討している方が現地案内に訪れた際、荒れ放題だと印象が悪くなるでしょう。
購入に至る場合でも、減額交渉をされる恐れがあるので、土地の状態はできる限り綺麗にしておくことも早期売却につながります。

土地のアピールポイントを整理する

不動産の売買は、売り手と買い手の信頼関係が基本です。売り手ができるだけ早く・高く売りたいと思っているように、買い手もよい不動産をできるだけよい価格で購入したい、と考えています。土地のアピールポイントを整理し、買い手にわかりやすく説明できるようにしておきましょう。特に売却理由は買い手が最も気にするポイントなので、できるだけ正直に伝えることが大切です。

必要書類が手元にあるかチェックする

売却には様々な書類が必要です。本人確認資料、印鑑証明書、住民票、実印、権利証もしくは登記識別情報通知書、登記簿謄本など、必要になる書類は事前に準備しておきましょう。

もしも手元にない場合、再度発行、または作成しなければなりません。再発行や再作成までには時間を要するため、早めのチェックをおすすめします。

【伊勢崎市】土地売却の相場を調べる方法

土地売却を検討しているけれど、まずは売却相場を知りたいという方は多いでしょう。相場価格を知ると、販売価格の設定がしやすくなります。また、預かることを優先して見合っていない金額を提示する業者を見抜くことができ、騙されるリスクを軽減できます。土地の価格は、実勢価格や公示地価を参考にします。1つの方法にこだわらず、複数の方法で調べるようにしてください。

実勢価格で調べる

実勢価格とは、同じ条件で取引された事例の平均値を割り出して算出される価格です。国土交通省の「土地情報総合システム」で調べることができます。事例が少ない場合、会社が提示する販売価格・査定額などを参考にしましょう。

公示地価で調べる

公示地価は、国土交通省が年に1回公表している価格で、全国の基準となる地価です。国土交通省の「標準地・基準地検索システム」で検索できます。公示地価は実勢価格のようにすべてのエリアの価格は公表されていません。基準地点の1㎡当たりの価格となっているため、所有する土地の近くにある基準地点を確認しましょう。

プロに任せて調べてもらう

自分で調べる2つの方法以外に、プロに依頼して調べることも可能です。土地の価格は一物五価といわれており、土地の価格を知りたい理由で適した調べ方が異なるのです。査定では、いくらで売れるかという観点で土地の価格を調べられるので、他の方法よりも実際の売却相場に近い価格がわかります。